ゆかいワークショップ「声に触れる」 “星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.11” 開催

2025.9.20
2025年9月20(土)に、ゆかい企画“触れるシリーズ”「声に触れる」、“星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.11〜”を開催します。

11回目を迎えるメンタルヘルススーパー銭湯。今回はvol.9までと同様に、サウナ体験を含む回です。

これまでたくさんの方にご参加いただいておりますが、あらたな対話実践の試みも取り入れながら、初めての方も、これまでにご参加いただいた方もお楽しみいただけるようになっております。

みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

ゆかいワークショップ「声に触れる」

星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯
ロゴデザイン:広岡ジョーキ

星野概念

<ワークショップ風景>
星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.6
「主催者からご挨拶。サウナについて、対話について、などのお話が少し」

星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.6
「最初に、その時の気持ちをカードに書いておく。サウナ後のワークショップで使われます」

星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.6
「サウナを経て、畳が敷かれた部屋でワークショップ。流れを説明しています。ガッツポーズしているのではありません」

星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.6
「2人組になって、はなす・きく、のワーク。最初は小さく」

星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.6
「じっくりはなす、じっくりきく、というのは、やってみると新鮮で、意外と難しいかもしれません」

星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.6
「徐々に対話を拡げていきます」

星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.6
「みなで共有した場に、感想や思いを置いていきます。言葉のロウリュ」
—–

「声に触れる」

ゆかいワークショップ「触れる」シリーズでは、このたび「声に触れる」と題し、精神科医である星野概念さんをゲストに招き、人のこころの声をテーマとしたプログラムで、サウナと組み合わせたあたらしい形態のワークショップを開催します。

ワークショップのタイトルは、星野概念の「メンタルヘルススーパー銭湯」です。

まだ、あまり知られていないかもしれませんが、サウナの本場フィンランドのかた田舎にある精神科の病院で、オープンダイアローグという対話をじっくり深めていく実践方法が発祥して、精神医療の世界を中心にじわじわと広がっているそうです。サウナと直接関係するか?はわかりませんが、どこか不思議な縁を感じています。

この治療法というべきか?概念そのものは、これからのこころの声を紐解くヒントになると考えている精神医療関係者も多くみられます。中でも今回のゲスト、星野さんの考えるこれからの治療、あるいは対話のあり方として、病院という場から飛び出し、開かれた場でこころの声を聞いていく仕組みをつくることを今後の活動方法の一つとして想定しているそうです。

神田ポートでも、同じようにサウナとの組み合わせで解決や回復へとこころが動く気づきを見出せる場づくりを実験的に出来るようなアイデアを持ち込み取り組んでいます。

ぜひあたらしい試みとしてのこの機会に、内的なこころの声と対話する時間の共有を、参加されるみなさまと一緒に体験していただければと思います。

神田ポートビル クリエイティブディレクター
池田晶紀

「メンタルヘルススーパー銭湯」

サウナに触れている時、自分の中からいろいろな声が湧いてくるのを感じます。

「今日は何セットキメようかな」などの実務的な内容から、全くサウナと関連のない連想まで、その声は様々です。
このような自分の中で湧き続ける声は、人と話す時にも生じています。

それらの全てが、言葉になって外に出るわけではありません。なんだかもやもやと湧いてきて、言葉という形にすぐにはならずに漂っているだけのものも多いです。

忙しない日常の中だと、湧いていることに自分でも気づかずに消えていく声もたくさんあるでしょう。

でも、なかなか言葉にならない声の存在、とても気になります。

僕が興味のある対話の実践では、自分の中にどんな声が湧いているのか、普段よりもじっくり、ゆっくりと意識したり言葉にしてみることを目指します。

サウナで緩んだ心身から湧く声はどんな声なんだろうか。

自分の中の声に思いを馳せつつ、他の人が発する声を聴くと、さらにまた自分の中で新たな声が湧くのを感じることでしょう。静かに、無限で複雑。

僕が考える「メンタルヘルススーパー銭湯」には色々な形がありますが、サウナ後に対話的な取り組みをするのは初めてです。ロウリュをしたサウナストーンからくゆる湯気のように湧く声に、そっと触れてみるような体験はきっと、とても緩やかな新鮮さがあるような気がします。

精神科医 星野概念

—–

ゆかいワークショップ「声に触れる」
“星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.11” 

開催日 2025年9月20日(土)
定員 女性 10名/男性 8名
※先着順/定員になり次第、受付終了
料金 7,000円
※サウナ料金を含みます
※貸切サウナ2時間、ワークショップ2時間半
※今回のサウナのお時間は貸切ではございません。ご了承ください
講師 星野概念(精神科医)
会場 サウナラボ神田/神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビルB1F、1F)
URL https://kandaport.jp/
企画 株式会社ゆかい
タイムテーブル 12:30〜13:00 入場受付 ※13:00までには受付をお済ましください。
13:00〜15:00 サウナラボ神田のサウナ体験(120分)※冒頭10分にサウナレクチャーあり 
15:00〜17:30 メンタルヘルスワークショップ ※途中、小休憩あり
申込方法 Peatixイベントページよりお申し込みください。
https://koe-ni-fureru-11.peatix.com
【講師プロフィール】
星野概念(ほしのがいねん)
精神科医 など。
精神科医として働くかたわら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』(2018)、『自由というサプリ』(2019)(ともにリトル・モア)、単著『ないようである、かもしれない〜発酵ラブな精神科医の妄言』(2021)(ミシマ社)がある。

なんだかんだ11〜快適な避難所〜開催

2025.9.1
2025年9月1日(月)、今年も「防災」をテーマにした「なんだかんだ11 〜快適な避難所〜」を開催します。

「快適な避難所」をテーマにするのは2回目の取り組みとなりますが、前回は「防災の備えをもっと身近にしたい」という思いのもと開催しましたが、今回は「心」に注目した企画も加えました。災害が起きたときに必要なのは、気持ちの安心や落ち着きといった “こころの備え” も、また大切なことだと考えています。さまざまな団体や作家、学生たちと協力しながら、こころがほっとする工夫や、やさしく寄り添うアイデアを紹介していきます。

ぜひご来場ください。

なんだかんだ11〜快適な避難所〜 【開催概要】

開催日 2025年9月1日(月)
時間 16:00〜19:00
場所 神田ポートビル、神田ポートビル前道路、神田税務署裏道路
参加作家/団体 礒邊未彩、共立女子大学、サウナラボ神田、TOTONOL、一般社団法人ナースメン、星野諭(かーびー)、株式会社ほぼ日、安田不動産株式会社、株式会社Laspy、神田警察署、神田消防署、千代田区
主催 神田プレイスメイキング実行委員会
企画 株式会社ゆかい
協力 神田警察署、神田消防署、サウナラボ神田、つむぎやさん、東京都市大学、バカンス株式会社、株式会社ほぼ日、安田不動産株式会社
後援 千代田区
公式WEBサイト https://nandakanda.jp/vol11.html
PAGETOP