2025/06/26
なんだかんだ10〜画材循環プロジェクト「巡り堂」の取り組みについて、話を聞いてみよう!〜開催


ロゴデザイン:ヤマサキエイスケ
2025年7月5日(土)、神田ポートでは「なんだかんだ10 〜画材循環プロジェクト「巡り堂」の取り組みについて、話を聞いてみよう!〜」を開催します。
これまで3回開催された「路上実験イベントなんだかんだ」にも全て参加してもらっていますので、実際に会場で「巡り堂」の活動の一端を体験していただいたり、取り組みの様子を垣間見ていただいている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、運営メンバーであるみずのき美術館の奥山理子さん、奥岡なぎさんをお招きし、「巡り堂」のこれまでの取り組み、実際に活動を行なってみての気づき、今後の展望についてなど、いろいろとお話を伺ってみようと思います。当日は、実際に回収されてきた画材などをご覧いただける「巡り堂コーナー」も会場に登場します。
その後には、今回もご来場いただいたみなさまにも参加してもらい、お二人のお話を伺ってみて思ったことや考えたことから生まれた言葉を対話の場に置いていきます。
また、より「巡り堂」のことを知ってもらうために制作を進めていた冊子「巡り堂のあゆみ」の完成のタイミングということもあり、ご来場のみなさまにもお披露目させていただきます。
是非ご参加ください。
なんだかんだ10 【開催概要】
開催日 | 2024年7月5日(土) |
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時間 | 13:30〜16:00 ※13:00より受付開始 |
場所 | 神田ポート (東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F) |
参加費 | 500円 |
定員 | 20名 |
URL | https://nandakanda.jp/vol10.html |
ゲスト | 奥山理子さん、奥岡なぎさん |
お申し込み | Peatixよりお申し込みください。 お申し込みはこちらから |
画材循環プロジェクト「巡り堂」について
時代と場所を越えて画材が巡る「巡り堂」が、京都・亀岡ではじまりました。
押し入れや机の奥にしまわれたままになっている鉛筆やクレヨン、学校で使用した絵の具や習字セット、課題や趣味で描いた絵とあつらえられた額など・・・国内で家財整理業を行う一般社団法人ALL JAPAN TRADINGから、こうした画材類を廃棄しない方法はないだろうかと相談を受けたことをきっかけに、この画材循環プロジェクト「巡り堂」は誕生しました。
「巡り堂」では、定期的にALL JAPAN TRADINGから届けられる画材類を、種類や使用状態によって分類を行ない、一つ一つ丁寧にクリーニング作業を行います。
かつて、誰かが日常的に使ったり、あるいは創作に打ち込んだ時期を支えていた道具たちが、時代や場所を越えて今、また人の目に触れ、新しい出会いに触れ、そして次の使い手へと巡ります。「巡り堂」は、資源の循環につながるだけでなく、関わる人みんなで「つくること」を支え、育てるプロジェクトです。
主催:画材循環プロジェクト「巡り堂」(みずのき美術館、一般社団法人ALL JAPAN TRADING、親谷茂)
協力:ある街 chapter YAGI、学びの森、やすらぎの杜PoMA
ホームページ https://megurido.com/
Instagram https://www.instagram.com/megurido_project/
<ゲストプロフィール>
奥山理子さんについて
みずのき美術館 キュレーター
京都生まれ。みずのき美術館の立ち上げに携わり(2012)、以降企画運営を担う。アーツカウンシル東京「TURN」コーディネーター(2015-2018)を経て、2019年よりHAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」に参画し、相談事業「Social Work / Art Conference(SW/AC)」ディレクターに就任(2020年〜現在)。東京藝術大学Diversity on the Arts Project非常勤講師。京都市芸術新人賞(2024)。
奥岡なぎさんについて
みずのき美術館 スタッフ
石川県金沢市出身。金沢大学大学院助産学分野を修了し、病院にて助産師・看護師勤務。Takigahara farmにて仲間とコミュニティ畑を担当(石川県小松市)2022年京都府亀岡市・南丹市へ移住し、みずのき美術館勤務、畑プロジェクトKIRIFARM主宰(かめおか霧の芸術祭)、すごすセンター看護師、今年から田んぼデビューし、季節の移ろいに翻弄されながら生きている。