2022/11/19
ゆかいワークショップ「声に触れる」星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.2 開催
今回も講師は精神科医である星野概念さんをお招きします。
ぜひご参加ください。
ロゴデザイン:広岡ジョーキ
<第1回のワークショップ風景>
photo:Yuka Ikenoya(YUKAI)
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「声に触れる」
ゆかいワークショップ「触れる」シリーズでは、このたび「声に触れる」と題し、精神科医である星野概念さんをゲストに招き、人のこころの声をテーマとしたプログラムで、サウナと組み合わせたあたらしい形態のワークショップを開催します。
ワークショップのタイトルは、星野概念の「メンタルヘルススーパー銭湯」です。
まだ、あまり知られていないかもしれませんが、サウナの本場フィンランドのかた田舎にある精神科の病院で、オープンダイアローグという対話をじっくり深めていく実践方法が発祥して、精神医療の世界を中心にじわじわと広がっているそうです。サウナと直接関係するか?はわかりませんが、どこか不思議な縁を感じています。
この治療法というべきか?概念そのものは、これからのこころの声を紐解くヒントになると考えている精神医療関係者も多くみられます。中でも今回のゲスト、星野さんの考えるこれからの治療、あるいは対話のあり方として、病院という場から飛び出し、開かれた場でこころの声を聞いていく仕組みをつくることを今後の活動方法の一つとして想定しているそうです。
神田ポートでも、同じようにサウナとの組み合わせで解決や回復へとこころが動く気づきを見出せる場づくりを実験的に出来るようなアイデアを持ち込み取り組んでいます。
ぜひあたらしい試みとしてのこの機会に、内的なこころの声と対話する時間の共有を、参加されるみなさまと一緒に体験していただければと思います。
神田ポートビル クリエイティブディレクター
池田晶紀
「メンタルヘルススーパー銭湯」
サウナに触れている時、自分の中からいろいろな声が湧いてくるのを感じます。
「今日は何セットキメようかな」などの実務的な内容から、全くサウナと関連のない連想まで、その声は様々です。
このような自分の中で湧き続ける声は、人と話す時にも生じています。
それらの全てが、言葉になって外に出るわけではありません。なんだかもやもやと湧いてきて、言葉という形にすぐにはならずに漂っているだけのものも多いです。
忙しない日常の中だと、湧いていることに自分でも気づかずに消えていく声もたくさんあるでしょう。
でも、なかなか言葉にならない声の存在、とても気になります。
僕が興味のある対話の実践では、自分の中にどんな声が湧いているのか、普段よりもじっくり、ゆっくりと意識したり言葉にしてみることを目指します。
サウナで緩んだ心身から湧く声はどんな声なんだろうか。
自分の中の声に思いを馳せつつ、他の人が発する声を聴くと、さらにまた自分の中で新たな声が湧くのを感じることでしょう。静かに、無限で複雑。
僕が考える「メンタルヘルススーパー銭湯」には色々な形がありますが、サウナ後に対話的な取り組みをするのは初めてです。ロウリュをしたサウナストーンからくゆる湯気のように湧く声に、そっと触れてみるような体験はきっと、とても緩やかな新鮮さがあるような気がします。
精神科医 星野概念
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ゆかいワークショップ「声に触れる」
”星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯vol.2”
開催日 | 2022年12月10日(土) |
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定員 | 男女 各8名 ※先着順/定員になり次第、受付終了。 |
料金 | 6,500円 ※サウナ料金を含みます |
講師 | 星野概念(精神科医) |
会場 | サウナラボ神田/神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビルB1F、1F) |
URL | https://www.kandaport.jp/ |
企画 | 株式会社ゆかい |
タイムテーブル | 13:00〜13:30 入場受付 13:30〜15:00 サウナラボ神田のサウナ体験(貸切90分)※冒頭10分にサウナレクチャーあり 15:00〜17:30 メンタルヘルスワークショップ |
申込方法 | Peatixイベントページよりお申し込みください。 https://koe-ni-fureru-002.peatix.com |
星野概念(ほしのがいねん)
精神科医・ミュージシャン・など。
曖昧さや不安定さに向き合う仕事を愛す。精神医学や心理学を少しでも身近に感じてもらうことを考えている。
総合病院に勤務する精神科医。執筆も行い、連載はWeb『Yahoo!ライフマガジン』で「めし場の処方箋」、Web『文春オンライン』で「星野概念さんに聞いてみた」、Web『MODERN FART』で「こころと音楽の相談室」、雑誌『BRUTUS』で「本の診察室」などの他、様々な場所への寄稿などを行う。雑誌『CREA』での連載「精神科医はBARにいる」は2017年10月に終了。音楽活動は、コーラスグループ星野概念実験室、ユニットJOYZ、タマ伸也氏(ポカスカジャン)とのユニット「肯定s」の他、□□□のサポートギターなども。また、2年半、毎週金曜日21時〜のbayfm「タマ伸也の存知アップradio」でアシスタントパーソナリティをつとめた。