2024/11/07
白鳥建二写真展「リズム」 開催
神田ポートでの白鳥さんとの出会いは、今年3月に神田ポート主催のイベント企画「なんだかんだ 5」(イベントのレポート記事はこちら)で、映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」の上映会と、全盲美術鑑賞者でもある白鳥さんとの絵画鑑賞を対話の場にしたワークショップを行いました。
その経緯から、写真家・池田晶紀による企画とキュレーションで、白鳥建二写真展を「神田の街」をテーマにした内容で制作、発表することとなり、作品制作にあたっては2日間で約10時間近く池田のおすすめの道を歩く時間を共にしました。
本展は、白鳥さんの写真作品とセットで、写真家・池ノ谷侑花と映像ディレクター・菊池謙太郎によるドキュメンタリー作品も同時に展開したインスタレーション展示となっております。
また、12/20(金)には白鳥さんに在廊いただき、ささやかながらクリスマスレセプションも予定しております。
みなさまのご来場お待ちしております。
写真:池ノ谷侑花
キュレーション:写真家・池田晶紀
白鳥建二写真展「リズム」
会期 | 2024年11月30日(土)〜2025年1月10日(金) |
---|---|
時間 | 13:00〜20:00 |
入場料 | 無料 |
レセプション | 2024年12月20日(金)17:00〜19:00 |
会場 | 神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F) |
URL | https://kandaport.jp/ |
ドキュメンタリー映像:菊池謙太郎 題字:大原大次郎 協力:岩中可南子 企画:池田晶紀 制作:株式会社ゆかい |
|
注記 | ※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。 |
【プロフィール】
白鳥建二 / Kenji Shiratori
全盲の美術鑑賞者、写真家
生まれつき強度の弱視で、12歳のころには光がわかる程度になり、20代半ばで全盲になる。そのころから人と会話しながら美術鑑賞をする独自の活動を始める。以来20年以上、年に何十回も日本各地の美術館を訪れている。水戸芸術館現代美術センターをはじめ、いくつもの場所で講演やワークショップのナビゲーターを務めている。好きなものは音楽とお酒。写真家としての主な出展として、2021年はじまりの美術館(福島県)「(た)よりあい、(た)よりあう。」、2022年アトリエみつしま企画展「まなざす身体」、2023年さいたま国際芸術祭2023(メインヴィジュアルも担当)など。